「お教化すると功徳は自分に返ってきます、人もよろこぶし、自分もよろこびます」と。単純に拝見したらそういう御教歌です、誰でも分かりますね。でもね、この御教歌をチョット裏返して、もう少し深く拝見してみていただきたい。「お教化」を「したら」、「彼」も「よろこび」「我」も「よろこぶ」ですね。では、「お教化」を「しなかったら」?「彼」は?よろこぶんでしょうか?そう、「よろこばない」、ですね。では、自分は?そう自分もよろこばない。よろこべない。はっきり申しますと、「お教化をしなかったら、人もよろこばないのは当たり前だし、自分のよろこびも薄れてゆく」という。分かりますでしょうか?佛立信心ならではの御教歌、佛立信心の極談です…
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