スマトラ沖地震・HBSスリランカ・津波被害緊急支援室
HBSスリランカ第二次支援活動レポート
改めてご信心の大切さを実感しました
今回はこのような支援活動に参加させて頂きありがとうございます。初めての海外ということもあり、不安でしたが、皆さんに助けて頂き、無事にご奉公させて頂くことができました。
スリランカの被害状況はテレビや新聞などで見ていたので知っているつもりでしたが、実際に現地を訪れてみて打ちのめされました。今まで「かわいそう」と思っていましたが、その言葉がとても軽く感じました。
しかし、現地の方々は被害に遭ったにも関わらずとても明るくいつも笑顔でした。気が付くと私も自然と笑顔になっていました。状況は深刻ですが、現地の方々は前向きで、被害のひどい地域でもどんどん建物が建てられ、復興の早さに驚き、生きようとする力を沸々と感じました。現地の方々は決して裕福ではありませんが、とても自由で幸せそうに生きている方達でした。日本は物質的には豊かな国ですが、必ずしも幸せとは限らないと思います。スリランカの方々を見習い、あまりルールにとらわれ過ぎずに自由に生きてみるのもいいことかもしれませんし、こういう時こそご信心が必要なのだと思いました。私はこの活動を通じて様々なご信心の形に触れました。スリランカのご信者さんのご信心に対する純粋で前向きな心など、改めてご信心の大切さを実感しました。
もう一つ感じたことがあります。スリランカは自然の豊かな国で、植物の種類がとても多く世界遺産に登録された森林やハワイにも負けずとも劣らない程の美しい海岸があり、夕立が降った後など二重の虹を見ることができました。ホテルへ帰る途中に見た海に沈む夕日もとても素晴らしいものでしたが、この素晴らしい夕日も津波と同じ自然がつくり出したものです。自然は人に感動を与えますが、時には試練も与え、自然の偉大さを改めて実感しました。
この活動に参加できたご縁をこれからのご奉公に活かすつもりです。今回このような活動に参加させて頂けたことを嬉しく思っています。本当にありがとうございました。
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