スマトラ沖地震・HBSスリランカ・津波被害緊急支援室
HBSスリランカ第二次支援活動レポート
支援活動で学んだこと
まず、はじめに無事スリランカご奉公成就、帰国の御祈願をありがとうございました。全員が何事もなく、帰国できたことに心より感謝しております。
私はこの度が初めての海外だったのですが、ご奉公として行くことができ、たくさんの貴重な経験をさせていただくことができました。
スリランカには、日本のような交通ルールがなく、私たちにはカーチェイスのような走りに感じ、慣れるまではとても怖かったです。
現地に着く前に、福岡御導師より「挨拶をする時、話をする時は、相手の目を見て下さい」とお話がありました。日本での私には、とても不得意とすることだったので、不安だったのですが、スリランカのみなさんがとても澄んだ目をしていたので、自然と目を見て接することができました。
子供たちの多くは今も、両親が行方不明だったり、亡くされたばかりなのに、そんなことを全く感じさせないくらいの元気な明るい笑顔で、私たちを迎えてくれました。
生活は貧富の差が激しいにもかかわらず゛、やっかみや妬みも感じられず、自分の心を見直すこともできました。
ご信者さんの一人に教師の方がいて、大勢の生徒たちを招き、お講奉修をさせて頂きました。まだ、お教化になっていない生徒さんたちがお看経中に手をあわせ、?島さんが全身を使いリズムをとるなか、少しずつお題目を口にする子供たちがでてきました。信じられないような、御弘通ご奉公に言葉では言い表せないほどの感動を覚えました。
スリランカの人たちは、このような素直な気持ちで、ご信心を始めた人たちが多いからこそ、今回の被災時に大勢のご信者さんが現証を見させていただくことができたのだと思います。
今回のご奉公を体験させて頂き、私が忘れていた素直な心、人間の強さを学ばせていただくことができました。これを心の宝とさせていただきたいと思います。
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