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自殺した女性の霊が自分の中に…。
家庭崩壊寸前にご信心と出会い─── (4)



御題目のお力って本当にすごくて、ありがたいです

責任講師 竹村堅裕師

 私も、明宏さんに取り憑いた「奈美さん」と話をしたんですが、一瞬背中がゾッとしましたね。でもやっぱり御題目はすごい、ちゃんと助けてくださる。只今のお話にもありましたように、ある日突然、家族に思いもよらない最悪な事態が起こる。これが人生ですよね。家族一人の苦しみは、家族みんなの苦しみなのです。どうしていいかわからずに、あっちの宗教こっちの神社、占い、霊媒師、祈祷師と助かるための方法を、それこそ死ぬ気で訪ね探す。しかし、本当に大丈夫なのかわからないで、「お金次第の救い」のむなしさに絶望し、この世に本当の救い、不幸を幸せに変える力などどこにも無いと悲嘆にくれる。

 しかし、御仏は、この上行所伝の御題目を残し私たちに授けてくだされているのです。そして、ありとあらゆる苦しみ、悩みを私たちの信じ唱える御題目によって解決してくださる。『本当に有り難く、素晴らしい上行所伝の御題目さま』を私たちは頂いているのです。

 「金次第」の偽りの救いの多き世の中で、本当の救いの力を発揮し、妙法経力による「世界に一つだけの本物の信仰」を胸を張ってさせていただかなくてはならないと、心から思います。ありがとうございました。


竹村堅裕師プロフィール

竹村堅裕(Takemura Kenyu)…1969年生れ。千葉県出身。本門佛立宗千葉唱題寺所属・木更津別院担当責任講師。千葉県習志野市にて生を受け、幼くして父親と生き別れ、三人姉弟の長男として育つ。 昭和63年(1988年)高校卒業後、母を支えるべき長男だったが、仏道の中にこそ自分の生きる道があると一念発起し、本門佛立宗佐藤日凰上人を師僧として剃髪得度。大学卒業後、平成4年に本山宥清寺にて止宿、佛立教育専門学校を卒業。唱題寺帰山後、所属教務 員として日夜「助行」「折伏」「経力」「現証」の佛立教務道を体現するべく努め続けている。在家出身の教務としてご信者の視点に立ち、一人でも多くの人の口に上行所伝の御題目を唱えせしめるご奉公に挺身。温和な笑顔と厳しいお折伏の両面を持たれ た御講師で、上行菩薩後身たる高祖御降誕の地、房総半島の大御弘通発展を生涯の夢として全身全霊でご奉公されている。