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「御法さまと私」

小学校3年 森田優那ちゃん


 私は唱題寺にお参りに行くようになり、御法さまからたくさんの御利益をもらいました。学校で1年生のとき、いつもいじめられていました。学校の帰り、そこら辺の葉っぱを食べさせられたり、仲間に入れてくれなかったり、おどかされたり、悲しい日々を過ごしていました。けれど、御法さまに一生懸命お願いして、いじめた子やその友達がお寺に来るようになりました。そして、耳と鼻の病気もよくなり、「きたない」といじめられることもなくなりました。

 毎日、朝学校へ行く前に、「今日一日良いことがありますように」と、お願いをします。帰りには友達と一緒にお参りをして、「お母さんの病気が治りますように」と、もう一つは、「家族みんなが元気でいられますように」と、お願いしていました。友達と一緒にお参りすると、お願い事が叶います。私のお母さんは心の病気で毎日薬を飲んで寝ていました。お母さんと一緒にご飯も食べれなかったし、一緒に寝れなかったし、一緒に出かけることもできませんでした。私が学校から家に帰っても寝ていて、毎日がとても楽しくなんかありませんでした。お母さんはいつも泣いていて、病気がひどくなるたんびに、遠くの病院へ行っていました。私はとてもお母さんが心配でした。友達に「お寺ってバカだね」と言われても、お寺に一人でも行っていました。でも、お寺にお母さんも行きはじめてから、お母さんの病気も少しずつよくなっていきました。今では、ラーメン屋でとても元気に働いていて、一緒にご飯も食べれるようになり、寝ることもできるようになりました。そして、一緒に出かけられるようにもなりました。私はお母さんが元気になって、毎日がとても楽しいです。

 私にはお父さんがいません。でも、家に御法さまがいるので寂しくなんかありません。私のランドセルにも御法さまがついていてくれるので安心です。御法さまはいつでもお願いを聞いてくれます。御法さまがお願いを聞いてくれると私は嬉しくなります。今は、叩きたかった太鼓も教わることができ、朝参詣で叩いています。私は唱題寺に出会えて、本当によかったです。御法さまがいるから、みんなが幸せに生きていけると思います。だからこれからももっともっとお寺に一緒に来る友達を作りたいです。そして、私の中のご信心を、皆さんにお話ししようと思いましたが、ちょっとまだ難しくて、言葉ではよく言い表せません。

 次に、私の妹のマキのことをお話しします。妹のマキは御法さまのことをお父さんだと思っています。そして、御法さまと御導師のことが大好きです。マキの考えだと、御導師は動く御法さまだから、御導師をマキのお父さんなんだと言っています。そして、「御法さまが体の中に入ってくれますように」と、下げたお仏飯をいつも一粒残さず食べています。朝のお給仕は妹がやっています。そして、お天目も、「御法さまが体の中からいなくなりませんように」と、毎朝幼稚園に行く前に必ず飲んで出かけていきます。

 お母さんの病気が治っても、私はこれから、毎日、朝お寺にお参をりして、今度は、元気になったお母さんが病気の人や困っている人に、御法さまのありがたさを伝えて、一人でも多くの人が幸せに生きていけるように、私も御題目を唱えていこうと思います




2006.2.19 妙深寺門祖会にお参詣された森田さん一家。
あれから3年、みんな元気でこんなに大きくなりました!