仏教に畏敬の念を抱く人は多い。

　人生に起こる様々な障害に当たっている人、それを乗り越えようとしている人、生命の意味や意義を探求している人、より豊かな人生を模索している人。特に最近では、あらゆる科学者、思想家、哲学者の方々までが、仏教に大きな関心を寄せ、少なからず興味を抱いています。

　確かに、仏陀の教えは様々な示唆に富んでいます。混迷する世界の中、相次ぐ紛争やテロ、人間圏・文明圏・経済圏の拡大、行き詰まりや閉塞感のあるイデオロギーの分野に於いても、座右に置くべき指南書と考えられているのです。

　しかし、ようやく世界的な仏典の翻訳や普及が終わり、情報の「交換」から「交流」へと発展し、今まさに「真実の仏教とは何か」「仏陀の真意はどこにあるか」が問われるべき時に来ているといえます。

　私たちは、テクノロジーの進化、インターネットの普及を背景に、「真実の仏教」「仏教の真価」を発信します。

　仏陀の教えは数多くあり、経典も解釈も様々にあると考えられていますが、正しい視点から見つめ、一つの窓から覗かなければ、永遠に仏陀の本懐、仏教の本質を知ることは出来ません。当然、真に人生に活かすことも、心豊かに生きることも出来ず、人々が仏陀の境涯に近づくことも、世界があるべき姿に帰ることもあり得ません。

　そのためには、仏陀の御本意を拝し、正しい仏法を、正しく信じ、正しく行ずることが必要です。千々に乱れた仏陀の教えの中から、真実の教えを見出し、その教えを奉じて、一人一人が「菩薩」の生き方に目覚め、菩薩の生き方を実践できるようにならなければならないのです。

　そのことをお伝えするのが、HBS Network の使命であり、目的なのです。

　決して、難解なことではありません。

　どうか、迷いを転じて悟りに近づき、惑いを断じて真実の理を知り、それぞれに異なる色メガネを外して眼を見開き、正しく、明るく、心豊かな人生を歩めますように。