Q お看経のときの言上文はどのようにしたらよいですか?
A 言上文は一通りではありませんが、お看経の流れの一つの例として以下を参照してください。
◆無始已来
◆言上文
【勧請文】
南無末法有縁の大導師、高祖日蓮大菩薩、大慈大悲大恩報謝。
南無連師後身本因下種再興正導、門祖日隆大聖人、大慈大悲大恩報謝。
代々の先師聖人等、報恩謝徳。◎
南無本門佛立宗開発教導日扇聖人大恩報謝。第二世講有日聞上人、第三世講有日随上人、第四世講有日教上人、歴代之講有先師上人等、御威光倍増報恩謝徳。◎
【祈願文】
御宝前に謹んで言上し奉る。○○寺御弘通隆昌発展・ご住職身体健全の御願。◎
○○教区、内容充実、ご弘通発展の御願。所属役中・信徒の面々異体同心ご奉公成就なさしめ給え。◎
謹んで祈願言上し奉る所は、○○○○(戸主名またはご祈願をされる人)並びに家内の面々、信心増進・身体健全の御願、弘通の器となさしめ給え。現証御利益感応道交哀愍納受。◎
(その他のご祈願を言上)
只今参詣者の面々、信行増進、ご奉公成就の御願◎
【回向文】
ご宝前に志して弔う所は○○家先祖代々の諸精霊。今日命日今晩逮夜あいおう処の諸精霊、妙法経力追善菩提。◎
弘通広宣折伏成就当宗繁栄。
◆御題目口唱
本門八品所顕上行所伝、本因下種の南無妙法蓮華経…
◆久遠偈
◆言上文
(ここで祈願文・回向文を言上)
令法久住自他安穏同帰常寂、本門八品所顕上行所伝、本因下種の南無妙法蓮華経◎。
◆無始已来
◎:リンを入れるところ。